日時:10月15日 18:30〜
会場:岡谷市役所
参加者:諏訪工材、コジマ工業、共栄電工、マルゴ工業、日本青銅、高島産業、岡谷市商工、
岡谷市景観情報、諏訪市工業、インダストリーウェブ
1)自己紹介
2)各企業における情報技術や企業間コミュニケーションの状況を発表していただいた。
・インフラとしてのインターネット(電話や様々なデーターの転送や交換、共有を行なうための道具として)に
期待するものは大きい
・まだ個別の企業としては積極的、具体的に利用するところまではいかない。
・既存のチャンネルも大切でありそれを補完するものとして新しい販売あるいは顧客獲得のチャンネルとして利用したい。
これらに対してインダストリーウェブとして諏訪バーチャル工業団地実験計画の概要と目的等を提案した。
・企業への「具体的な受注」への行動をいま進めていくことが大切
・インフラとしてのインターネットもそれによって進んでいくことになるだろう。
3)次に、受注獲得に向けどのように利用をしていくかで議論
・確かにインターネット上の調達情報も興味はあるが量産ものが多いようなので諏訪のような少量多品種で
小さな製品を得意とするところは直接のインターネット取り引きみたいなものではないかもしれない。
・ホームページの情報はまだコンシューマー向けと企業向けがごちゃごちゃである。
だから誰に向けて何を「発信」していくのか我々の方がはっきりしないといけないではないか。
・この会も「メーカー」「部品製作会社」「設計開発会社」までいろいろあるからノウハウも、目的もそれぞれになるだろう。
・インターネット企業間取り引きといっても企業の信用の問題もあるからそのためのしくみを考える必要がある。
・実際には管理者「ブローカー」をおいてユニット受注や設計からの受注などをこなすしくみをつくる必要あり。
それがあれば情報の発信や諏訪バーチャル工業団地のアピールなどもその部分で一括してできるだろう。
・そういえば以前話したインフォメーションセンターの構想はいいぞ
・インフォメーションセンターの機能やバーチャルブローカー?のようなものをつくろう。
・誰がやるんだ?
・岡谷市あたりどうなのか?
・行政も「ブローカー」みたいな活動をやっている。
図面検討会というものでCD−ROMなどで寄せられた企業情報や取り引き情報、図面などを検討している、
だけど行政は「あまねく平等に」が建前だからスピーディーな情報の共有・交換ができず、
もしやると不平等という評価になってしまう。
やはり民間でどんどんやってくれるのがよい
・インダストリーウェブでやってくれないのか?
・いやちょっと待ってくれ、まだそこまで考えてない。
・いずれにしろ、とりあえずはロットや単発の受注になるだろうし取り引き先と個別
の企業の間での話が当面の可能性だろうからその部分を先行させよう。
・ユニットや開発・設計なども含めた受注については地域の企業集積のPRやしくみ作りも
あわせてやらねばならないという課題もあるから、この辺は「はしりながら」進めていこうではないか。
などなど結構活発な議論になった。
●感想と、次回にむけた提起として
・やはり自らも含め諏訪の製造業をどうしていくのか。
情報技術の利用はよくわからんが、なんとか利用して諏訪の受注に結びつけていかねばならないな、
というところではみなさんが真剣に捉えている。
・またこれらの行動の必要性は製造業にとって「待ったなし」の状況であり今後はますますスピーディーに
進めていく必要があると思われる。
・いずれにしろこの実験研究会を立ち上げ成功させようという点で一致した。
そういうわけで皆さん忙しい中ではあるが、今ここでふんばらないといけないということで基本的に
2週間に1回のペースの会議の開催をすることになった。
・また各自治体や団体などで企業群情報の発信やインフラの整備を計画しているところがあるのでそれらに対し
(スピードをあわせるというのではなく)製造業の活性化という点で一致点を確認しあったうえで
「諏訪インターネット受注実験研究会は先行部隊としてノウハウを蓄積しそれらの公開、提供をすすめていく必要がある。
・また、必要であればそれぞれの「任務分担」も考えていかねばならないと思う。
次回は「諏訪バーチャル工業団地」の「システム」のイメージを明確にしたい。
「諏訪バーチャル工業団地」のメインホームページの「たたき台」もそれまでに提出したい。
また、参加企業のホームページを必ずみんなで見よう。
企業ホームページのイメージも豊かにしましょう。
また次回の会議には懸案の「大手を含む活発な企業の資材調達関係の担当者の皆さん 」 との合同会議の提案もしたいと思う。
以上