日時:11月20日 18:30〜
会場:岡谷市役所
参加者:西沢(パス研究所・・・岡谷活性化のアドバイザー)、林(諏訪工材)、有賀(マルゴ工業)
小島(コジマ工業)、小川(茅野工業)、小口(ダイヤ精機、原田(テクロック)、木下(チノン)
浜(岡谷市役所商工)、小宮山(岡谷市役所景観情報)
桜井(インダストリーウェブ・高島産業)、大橋(インダストリーウェブ)、岩田(インダストリーウェブ)
会議の前に、「諏訪バーチャル工業団地」のホームページを見た。
内容は以下の通りである。
「インフォメーションセンター」
仮の管理人として諏訪湖電走会のメンバー伊藤一男氏を紹介。
「参加企業一覧」
各社のホームページの一覧
「諏訪地域の自治体・各種団体の情報」
岡谷市、諏訪市他、各自治体や、各種学校、
インターーネットプロバイダーのホームページ一覧
「諏訪地域の他のバーチャル工業団地・企業一覧」
NIOM、NEXTなど、周辺の企業群のホームページ一覧
工業試験場など、各種組織・団体のホームページ一覧
「VRML版バーチャル工業団地」
VRML(3次元仮想空間)による工業団地
これらのページを説明を加えながら順に見ていった。
まだ工事中のページもあり、全体のボリュームはけして多くないが、参加者の反応は良く、
特にVRMLのページに非常に高い関心が集まっていた。
ホームページについては、随時更新していく予定である。
議事内容
特に判断をする内容は以下の通り
・センター管理人(コーディネーター)や 工業団地運営と費用についてもうすこし分析する。
・メーリングリストなど団地での情報の共有についての方法を考える。
<情報の公開について・・・どこまで公開するか>
コーディネーターからメンバーへ公開
インフォメーションセンターページには「企業へ直接行く情報以外は
インフォメーションセンターで共有し団地の中で検討します。」と明示する。
・諏訪の団地から全国の団地へ
概要のページでノウハウなどの情報は公開しますが、具体的な企業の受注情報は公開しません。
私(大橋)としては会議の中身は公開するといいと思ってます。
・調達フォーラムとの交流会について
(1)各企業のホームページへの対応と現在の状況
・ホームページを作るだけでなく、それを外部にアピールすることが必要である。
・消費者向けのページと企業間取り引きのためのページの差別化。
・ホームページだけでなく、メールの活用が重要であり、ユーザーとダイレクトな交信ができるようになれば
非常に大きなメリットがある。
・メールの活用という点では、便利さの一方で、業務に直結しないメールが増えてややうんざりしている。
・岡谷市のCD−ROMの効果は大きかった。「物をもらった」という感覚があると見てくれるのかもしれない。
バーチャル工業団地でも何かプレゼントを設定しましょうか?
スタンプラリーみたいに全部の企業のホームページを回るようにするとか。
(2)バーチャル工業団地の運営について
・まず、現在のページそのものを全国にアピールしていくことが必要で、管理などの問題は順に解決していけばよい。
ともかくやってみないとわからないことばかりだ。
・「とりまとめ」のニーズへの対応が重要。複合的な製品要求に企業団体として対応していく姿勢をつくっていく。
また、技術開発につながるようにレベルアップしていくことが重要である。
・実際に仕事が来たときにどういう対応をするのか?
インフォメーションセンターを通さず直接ある企業に引き合いがきた場合には、その企業が単独で動いてもかまわないだろう。
(その様に表紙に書くこと)
・インフォメーションセンターに入ってきた仕事を他の企業にどのように投げ込むのか?
メールで各企業にいっせいに送るのもいいが、発注側の希望として特定の企業に秘密にしたいこともあるだろう。
とすれば、上位で企業の選択や照会などの作業が必要になる。
会員の10社から、会員でないそれぞれの取り引き先企業に対してその情報を流すのは問題があるかもしれない。
でも各企業がその企業を含む別のグループで仕事を受けることは大切だ
われわれは発注先に一言断ってからそこへ積極的に仕事をまわせばいい。
現実には複数のメーカーの依頼をそれぞれ信頼と秘密を守りながらという形で共同で受けることは多々ある話だ。
要求に対して「できません」という返事をするのはよくない。
他の地域にある受注可能な企業を紹介したり、アドバイスをするようなプラスアルファの返事ができれば、
全国的に権威のある団体として認められる。
・ということで
インフォメーションセンターを通さず直接ある企業に引き合いがきた場合には、その企業が単独で動いてもかまわない。
(その旨をページ表紙に明言すること)
同時にそれ以外の情報や引き合いはとりあえずインフォメーションセンター(メンバーには公開する)の伊藤氏に集約する。
伊藤氏はメンバー(10社と自治体などある程度の部分に絞る)にメールで連絡しメールを利用して全員で課題を検討する。
発注元の意向もあるので「完全な公開」というわけにはいかないだろう。
このあたりのことはページ表紙に明言すること。
・発注元に対する「安全保障(信用)」はどうするか?
岡谷市役所など自治体が苦情・問い合わせ窓口になれば問題ない。
ページに岡谷市の商工課へメールを送信できるボタンを作る。
・運営資金はどうするのか?
岡谷市:6社以上で勉強会をする際に、「知的集約化資金(?)10万円」も引き出せる。
団体として確立し、目的などがはっきりしていれば、県やその他から資金を調達することは可能である。
各企業とも利益を追求して参加するのだから、会費を取ればいいだろう。
(具体的な金額・管理などについては後日)
やはり長く実績をつくるためにも会費、運営費というものを考えるのは大切だと思う。
(3)調達フォーラムとの交流会
日時:12月●日(●曜日)
13:30より岡谷市役所にて意見交換を行ない、
16:00ごろから懇親会に移行
その後2次会を予定している。
詳細は今回配布したレジュメの通り
(4)次回日程
交流会の前に1回との声もあったが、12月11日ということで決定
交流会準備その他については、事前にメールにて行なう。
(5)議事録の公開について
それはいいんじゃないか。
おもしろい。
まじめな?議論をしていることがわかって信頼性も増すだろう。
日本の中にはそういうことを知りたがっている人もいっぱいいるだろうから公開しよう。
それも諏訪地方の先進性だ。
(6)諏訪バーチャル工業団地ホームページの公開について
では本日より公開します。
とりあえず調達フォーラムにむけて連絡します。
インダストリーウェブとしては、インダストリーウェブの表紙に団地へのリンクを張る、
企業ページにワッペンをつける、検索エンジンに登録するなどの協力をし、インダストリーウェブからリンクしている
製造業700社に対して、メールによる団地開設の連絡をはじめます。
以上