インターネット受注研究会議事録(第9回) 

4月25日 岡谷市役所

出席者:大木、浜、小林、西沢、桜井、小口、小島、大橋、岩田


◆諏訪バーチャル工業団地のコンセプトについて
 (小島、小口両氏より提案))
-------------------------------------------------------------------------

「諏訪バーチャル工業団地コンセプト(案)」
 
 理念: コンピューターネットワーク技術を利用した製造業の活性化組合
 
 目的(あるべき姿)
 諏訪の製造業はどうあるべきか・・・その姿は?(どうゆう状態が活性化した状態か?)
 
 1.常に新しい技術、製品が生まれている
 2.若い経営者が生きがいを持っている、常に生まれている。
 3.諏訪が世界の製造業のリーダーシップを取っている
 4.物作りのとき、常に諏訪を通過する。(製造業サーバー)
 5.外部の企業とお付き合いをしている(受、発注の他も含む)

 必ず盛り込みたいキーワードは、

「コンピューターネットワー ク技術を利用 (活用)」と言う言葉です。

-------------------------------------------------------------------------
この提案を受けて、議論をした。

・「理念」、「目的」といった言葉の意味がとらえづらい。

・理念は抽象的なもの?

・「新しい技術」というより「特徴ある技術」のほうがよいのでは?

・現状では、つきあう範囲が非常に狭い。
 同業者のことにはくわしいが、他の分野については無知であるので、
 今後は新しい世界(=新しい競争場所や競争相手)に出て行く
  必要があるのではないか。

・このコンセプトは誰に向けたものか?
 →組織を拡大するにあたって、他の人にこの組織を説明したい。

・産業の活性化というだけならば、他にも似たような組織がいくつもあるのだから、
 それらとの差別化が重要。

 →「コンピュータネットワーク」は外せないキーワードではないか?

・諏訪地方が活性化するということは、他の地域から
  一歩二歩先んじることではないか。

 →単に他地域との競争に勝つだけが目的ではない。
  日本あるいは世界全体で、絶対的な仕事の量は決まっているから、
  いかに自分のところに引き込むか、という現実はもちろんあるが、
    それだけではない。
  インターネットなどで、今までライバルだった他の地域や企業と
    密に連絡を取れるように  なれば、そこから新しいものが生まれてくるはずだ。
  そういう動きを生み出すことを目標にしたい。

・「競争」も重要だが、これからは「共創」がより重要になってくる。

・諏訪の動きが振動になり、他の地域の動きと共鳴して大きくなっていく感じ。

・2〜3年後に諏訪がどうなっているかを考えたい。

・企業のあるべき姿とは?

 →基本的には、ここ(諏訪)で仕事をして儲けること
  社会貢献という意味では、企業が儲かって継続していくことが、
    従業員やその家族を守ることになるのだと思う。

・諏訪が、日本の製造業のリーダーシップを取るようになればいい。
 製造業のあらゆる仕事が何らかのかたちで諏訪を経由していくとか、
 わからないことがあれば、とりあえず諏訪に聞けば答えがみつかるとか。

・「諏訪」を一つのブランドにしたい。


こうした議論の中で出されたキーワード

・コンピュータネットワーク
・活性化
・競争
・共創
・パワーの結集
・挑戦
・世界に通用する企業群
・新しいものづくり
・振動、共鳴
・諏訪ブランド

以上の議論をもとに、コンセプトを煮詰めていきたい。
今後はネット上でメーリングリストを利用して議論していこう。

会議終了。二次会へ・・・




 諏訪バーチャル工業団地トップメニュー / 議事録目次