調達フォーラムオフラインミーティング in 慶応湘南藤沢キャンパス 諏訪インターネット受注研究会参加報告 |
3月14日(金) 参加者・・名 諏訪より浜、岩田、大橋 ■あいさつ ■キャンパス内見学 メディアセンター 学生がIDカードで入場できる施設で、コンピュータ端末、PC、 編集機器などが 数多く用意されており、図書検索はもちろん、 株価なども常時表示されている。 試験前などには学生で満員になる。 ここの学生は入学時にPCの斡旋があり、約半数が購入する。 学内LANに対してダイアルアップで外からアクセスすることも可能 大学院棟 最新のPCが並ぶ環境であり、今の学生は恵まれているとの声が多数あった。 が、その一方で部屋の片隅にコタツがあったり、 学生の「巣」が形成されていたりして、 自分たちの「学生時代」に重ねあわせて 懐かしがる参加者もちらほら。 ■慶応、坂田政一氏論文発表 「バーチャルコーポレーションの日本的展開」 坂田氏が不在のため、学生の・・さん(女性)が代理で発表した。 前半の内容は、バーチャルコーポレーションとして・・社について 調査した結果の発表 ----------------------------------------------------------- 現在多くの業界で企業同士のつきあいかたに変化が生まれており、 「共創の時代」になっている。 こうした事例について、バーチャルコーポレーションという切り口から分析をした。 日本におけるバーチャルコーポレーションの例として「・・社」がある。 ・・社とその取引先企業は、「中心になる企業と、独立した企業の集合体」 という点でバーチャルカンパニーの形を取っているといえる。 ----------------------------------------------------------------------- ここまでの内容について質疑応答をした。 続いて論文の後半として、インターネットを切り口としたバーチャル コーポレーションの研究について、三木氏が発表をした。 ----------------------------------------------------------------------- ・インターネットが企業活動にどんな影響を与えるのか? →トーマス・マローン氏:「電子ネットワークにより情報の偏りがなくなる」 ・インターネットは、企業間取り引きを助長するか? ・日本の系列取り引き構造との違いがある。 ・・・バーチャルコーポレーションは、インターネットに関係なく進行している。 インターネットで調達を行なっている企業と、前述の・・社の協力会社 にインタビューを行ない、企業間取り引きのありかたについて検証した。 従来の、発注先から受注先の末端までのツリー型構造にたいして、 中間の企業群がゆるやかに結びついて一つの固まりを 形成する状態が生まれてきている。 このような構造を、ネビュラ(星雲)型ネットワークと呼ぶことにした。 買う側と売る側が対等であることで、バーチャルコーポレーションが形成されていく。 ----------------------------------------------------------------------- 質疑応答: 以下省略 ■GPOM 慶応の三木氏よりGPOMの第2段階データベースについて説明があった。 ・GPOMの切り口として以下を上げる。 1.最適マッチングに対する潜在的ニーズ 2.buyerとsellerの情報交換の場 3.匿名性 こうした点から、標準になるべく開発をしていく。 この後、2次会の懇親会(飲み会)に場所を移したが、 そこでも議論が盛り上がったようである。